伝えられぬ想い
○○さん。ご無沙汰しております。
Facebookの投稿読んだら、メッセージせずにいられなくて…
あの日の出来事を、軽々しく言葉に出来ない自分がいます。なぜなら、各々に状況が違い過ぎるから。受け止める出来事の大きさが違うから。「共感」なんて言葉ではくくれない気持ちがあるから。
あの日から、同じように月日が経ちました。時間は平等ですが、あの日からの経過は、決して平等ではありません。
ただただ思います。各々の人生のストーリーに、他者は祈ることしか出来ない事を。どうかどうか、各々に「あの日、3月11日」を、「今年の3月11日」「来年の3月11日」「続く3月11日」を各々の想いで繋ぐ事ができますよう…ただただお祈り申し上げます。
何時か…お母様の気持ちが安らぐ時が訪れますように。そして、○○さんを含む、ご家族の皆さまの想いが…何時か…本当に何時か…果てし無い時を越えた誰かの想いに寄り添えますように。
まだ見ぬ未来の誰かの為に、過去からの想いと共に。今を生きている私達の出来ること。
「あの日を忘れない」
経験した者にしか解らない気持ち。しかし、決して自分を責めずに。なぜなら、誰一人、落ち度は無いのだから。あの日の私達は、地球の一部だった。